カーナビ対助手席ナビ
カーナビと、地図を持った人を助手席に座らせた場合とでは、どちらが先に目的地に車で到着することができるかという対決で、人間の頭脳が勝ったらしい。
この結果そのものに文句はないが、この結果から判断する限り、サンプル数が少な過ぎるのが非常に気なるのである。
つまり、たまたま人間の頭脳が勝っただけではないのかという気がしてならない。
今回の勝負では、鳴り物入りの助手席ナビゲーターが登場したとは思うのだが、例えば、このワタクシの知人の東北地方出身の男(特に出身地がどうのということはないが)がもしナビゲーションをしていたとしたら、いまだに目的地に着いていない可能性は高い。
余談ではあるが、、、
この男、環七の上馬からお台場まで、3時間掛かったというツワモノである。
普通に行けば、三軒茶屋から高速に乗って15分。
金をケチっても、環七から湾岸道路経由で30分。
ところが、この男は、環七を逆回りして、亀有経由かつ大渋滞に巻き込まれたのである。
この男の、ある女性との初デートは、それだけでパーになってしまったことは言うまでもない。
さらに、、、帰りも、、、逆回りしたというのである。。。
要するに、カーナビはいつも正確だが、助手席ナビは人によるということがまったく考慮されていないと思われるのである。
また、この報道によると、「ナビシステムは、音声案内を聞き逃さないよう、音楽を聴きながら運転できないケースもある」と報じているのだが、そもそもそんなレベルの低いナビを使っていることが問題である。
調査した雑誌社の編集長は、「ナビのみ、地図のみ使用するというのではなく、いくつかの道路検索方法を組み合わせるのが一番良い方法かもしれません」と話しているようだが、そんなことは超先進国では当たり前の話ではないのか。。。
(「カーナビ」関連)
「動物のため通行止め」
「子供に道を聞く勇気はありますか?」
「目白通りで火事発生」
「ナビ通りに運転した結果、、、」
「ナビ通りに運転した結果、、、(2)」
(「イギリスの自動車」関連)
「運転中に考えること」
「証拠隠滅のためにオービスを爆破した男」
「女性の夜の運転のお供は、、、」
(引用)
「最新のカーナビvs.道路地図」のレース、勝者は地図 | エキサイトニュース
[ 2006年11月11日 10時53分 ]
[ロンドン 10日 ロイター] カーナビなど最新の道路検索機器を使用した場合、地図を持った人を助手席に座らせた場合、どちらが先に目的地に車で到着することができるか?「カーナビvs.人間の頭脳」の勝負が行われたが、勝者は人間の頭脳だった。
英国の消費者雑誌が金曜日に発表したところによると、A地点からB地点に車で行こうとする場合、助手席に座った人に地図を持たせ、道を教えてもらいながら運転する方が、カーナビを使うより早く目的地に到着できることが分かったという。
今回、「道路地図」と対戦したのはガーミン社製のサトナブ(衛星航法)システム、マイクロソフト社の道路検索ソフト「マイクロソフト・オートルート2006」、政府の旅行支援公式サイト「トランスポート・ダイレクト」の3つ。
調査では目的地が設定され、到着までに要した時間を計測して勝敗が決定された。結果、地図を持った同乗者に道順を教えてもらいながら走行した場合は1時間35分で到着した一方、220ポンド(約4万3000円)のガーミン社ナビの記録は1時間45分だった。
「マイクロソフト・オートルート2006」の場合は1時間49分、「トランスポート・ダイレクト」は何度か道を間違えてしまうこととなり、到着まで2時間19分を要した。
『Computing Which?』誌のエディター、アビゲイル・ワラカー氏はこの結果について、「最新技術を用いたナビゲーションシステムより、最もアナログ的な方法が優れているということになる。これは注目すべきことだ」とコメントしている。
道路地図帳で不便な点は、出発前に道順を調べなければならない点、そして市街地などでは細かい道路が記載されていない点があげられる。
またナビシステムは、一人で運転する場合に地図を見ながら運転するよりもはるかに安全だが、音声案内を聞き逃さないよう、音楽を聴きながら運転できないケースもある。
「ナビのみ、地図のみ使用するというのではなく、いくつかの道路検索方法を組み合わせるのが一番良い方法かもしれません」とワラカー氏は話した。
(引用終)
コメント (1)
うちの父は隣に座る母をバーナビと呼ぶ。性能は余り効果的では無い様子だ。バーナビ
の道順で行くと全く違う所に到着してしまうらしいぞ。
投稿者: ゆ | 2006年11月11日 23:09
日時: 2006年11月11日 23:09