私は15です。。。
サッカーの平山が新シーズンのオープニングデーの選手紹介で今期の目標ゴール数を聞かれて、「私は15です」と答え、爆笑となったらしい。
このワタクシ、平山という選手についてはよく知らないが、この逸話を聞いて少し好きになった。
「1億総語学べた」を自認する日本人にとって、外国人の前で、しかも大観衆の前で外国語を話すなんてことは、最も苦手なことであるはずである。
平山がオランダ語で「私の目標は15個です」と言おうが「私は15歳です」と言おうが、オランダ人の観客は理解できたはずである。それが言語というものである。
我々が、タドタドシイ日本語の外国人の言っていることでも理解できるように、どの言語でも母国語を使っているものからすると、下手な母国語を使われてもよほど下手でない限り理解できるものである。
何を隠そうこのワタクシの話している中国語もフランス語も英語もかなりいい加減である。英語なんて酷いもんである。ところが、回りの日本人からすると「おおっ」となってしまう。結局、口を開いたモンが得をするという世界である、語学というものは。
おまけに、こっちが下手だと分ると相手もスピードを落とすし、こちらの間違いまで訂正してくれるものである。これは日本人だって同じだ。
大観衆の中でオランダ語使う勇気のある平山を今後も応援しよう。
(引用)
平山「私は15です」爆笑オランダ語披露 - livedoor スポーツ
【ロッテルダム(オランダ)13日】FW平山相太(21)が所属するオランダ1部リーグのヘラクレスは12日、新シーズンのオープンデーを行い、チーム新記録となる約1万5000人のファンがポルマン競技場に詰めかけた。選手紹介では、今季の目標ゴール数を聞かれた平山がオランダ語で「私は15です」と答え、爆笑が起こる場面もあった。ヘラクレスは20日にホームでトゥヴェンテと今季開幕戦を行う。
2006年08月15日 08時15分
(引用終)