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セリーグの審判は全員クビである。。。

 まさに昨日、プロ野球の審判の権威についてぼやいたばかりである。(参照:「中日-広島戦中断」)

 その昨日もプロ野球4試合を並行して見ていると、まず日本ハムのヒルマン監督が飛び出してきた。
 6回裏一死無走者、打者川崎の打球は右中間へ、新庄が回りこんで処理し、二塁へストライク送球。かなりきわどかったが判定はセーフ。ヒルマン監督はこれに楯突いたわけだ。結果的にこのあと川崎がホームに帰り、日本ハムは1-0で負けた。ストライク・ボールの判定やアウト・セーフの判定だけにこれは審判が絶対であるということは間違いない。精神論としては、その後に点を取られた日本ハムが悪いわけである。この試合で15三振も喫しただけに、仕方がないといえば仕方がない。

 そうこうしていると、横浜対阪神の5回裏二死二三塁、カウント2-3。
 阪神安藤のボールがワンバウンドしたにもかかわらず、石井(豚)がハーフスイングしたバットに当たってファール。、、、かと思ったら球審はナニも判定しない。せめてファールかストライクかボールか言うべきであろう。数秒後、たぶん球審はボールと言ったのだろう。突然捕手の矢野が激高し審判を小突く。そして退場。球が転々としているのを見た横浜のランナーは当然ホームイン。
 ここでポイントだが、退場を宣告した瞬間にボールデッド(試合中断)なので、ランナーのホームインは認められるはずはない。
 そして、バットに当たったことを知っているもう一人の選手である石井(豚)はその場に立っている。ファールだから動く必要はない。しかし、ボールと聞いたからだろう、石井(豚)は走り始めた。ちゃっかり二塁まで行っている。これも仮に判定がボールだったとしても、退場の時点でボールデッドなので、(全盛期の石井の足であっても)二塁まではいけないであろう。
 結局、数分中断のあと、横浜の2点は認められ、石井(豚)の二塁進塁も認められた。
 審判の説明によると「4人の審判とも石井のバットにボールが当たったことが確認できなかった」ということである。
 もちろん審判はビデオで見ているわけではないので、確認できなかったと言われればそれまでだが、それではどこに当たって球は変な方向に転がっていったのか教えてほしいものである。
 人生で30年は野球をやっている矢野ほどの名捕手が、あの時点でファールと思わなければ絶対に球を追っていたはずである。あの状況下でわずか1秒程度の判断で「暴投だがファールにすれば点は入らないから追わないでおこう、ぐふっ」なんて考えられるわけがない。そんなことを考えられるのは、このワタクシのように野球センスがないことをつまらない考えで補おうと常に考えているヤツだけである。。。
 精神論としては、その後勝てなかった阪神が悪いわけである。

 このワタクシがテレビに向かってメガホンを投げ始めた頃、別の画面では古田監督というか選手というかが、激高している。
 石井(豚)の小細工に憤慨して東京対読売の試合なんか見ていなかったこのワタクシであるが、東京戦の音声をメインにしてリプレイを何回か見てみると、なんと岩村が内野ゴロを捕るや否や三塁ベースを踏んで(フォースアウト)、1塁に投げて1塁もアウト。本来なら好プレー特集に採用されそうなプレーにもかかわらず、3塁はセーフとなっている。どうして三塁塁審は目の前で起こっているプレーを判断できないのだ。。。
 東京がボロ勝ちしていたこともあり、青年監督は引っ込んだが、あれが上記のソフトバンク対日本ハムや横浜対阪神のような接戦であれば引き下がれないであろう。。。


 審判が大変なのもよく判るが、これだけ疑惑の判定が続くのは一体なぜなのだ?
 要するに、ミスジャッジがあまりに多い結果、権威が失墜し、すべての判定に疑問を持たざるを得ない状況を審判自らが生み出してしまったのではないのか。
 とはいえ、審判の権威が失墜した状態では野球なんてできない。是非とも権威を取り戻すようなジャッジをするべく努力してほしいものである。
 また、ミスジャッジは、自軍に有利なときも不利なときもある。有利に判定されたときは、そのまま喜んでいる選手側にも問題があるのではないのか。
 例えば、今回の例では、名球界入りを決めているほどの石井(豚)は自分がファールしたことを知っているわけだから、審判のジャッジどおりプレーを続けたとしても、あとであれは誤審だったと言うべきではないか。あの判定に対して、横浜にとっては誤審ではないといい続ける限り、審判もミスをしていないわけだから、努力をすることもない。次は、横浜が誤審されるだけである。

 野球は判定項目が多いので、それを審判の目で判断するのは無理があるのかもしれない。
 とはいえ、野球にビデオ判定を取り入れてしまうと、一球ごとに時間が掛かりすぎてしまう。結局、審判の技術が超一流であることを証明するしかないが、審判に「もっと努力しろ」とだけ言っていても一度失墜した権威は簡単には取り戻せないであろう。球界が一丸となって努力すべきではないのか。。。

 今回の場合、日ハムにしても阪神にしても「精神論」で片付けるにはカワイソウ過ぎるほど審判のレベルは低い。。。
 あとから連盟に抗議文を送ったところで審判のレベルは変わらない。


(引用)
【阪神】後味悪い敗戦に岡田監督、激怒
(日刊スポーツ - 08月11日 00:21)
<横浜10-6阪神>◇10日◇横浜
 阪神が「誤審」に泣いた。1点リードの5回2死二、三塁の場面で安藤のフォークがワンバウンドとなったが、スイングしかけた石井のバットに当たりバックネット方向に転がったように見えた。しかし有隅球審は「バットに当たっていない」とし、ボールの判定。矢野が猛抗議する間に二塁走者まで生還、逆転を許した。この際、矢野は手で有隅球審の胸をつき、退場処分を受けた。中日との首位決戦前の後味の悪い敗戦に岡田監督は「誤審? 知らん! 誰が見てもわかるやろ。野球をダメにするわ!」と激怒していた。


阪神・矢野が暴行で退場処分=5回、判定に猛抗議-プロ野球
(時事通信社 - 08月10日 21:10)
 阪神の矢野捕手は10日の横浜15回戦(横浜)の5回の守備で、判定に抗議して球審に暴行を働いたとして退場処分となった。
 この回、横浜は1点を奪ってなおも二死二、三塁。打者石井に対し2-3から安藤の低めへの投球が暴投となった。しかし、矢野は石井のバットに投球が触れたファウルと抗議。この際に有隅球審に暴行を働いた。
 矢野が抗議し、ボールを追わなかったため、横浜の走者は2人とも得点。四球の石井も二塁まで進んだ。このプレーをめぐって阪神側が抗議を続け、試合は14分間中断。一塁塁審を務めた渡田責任審判は「4人の審判とも石井のバットにボールが当たったことが確認できなかった」と説明した。
 阪神球団は「明らかな誤審」として、11日にも連盟に抗議文を送付することにしている。
[時事通信社]
(引用終)





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コメント (2)

私設秘書失職中:

あれはヒドイ判定ですな。審判の権威とか言う言葉がありましたがこれだけ誤審を犯しては権威もクソもありませんな。ま、プロ野球の審判は苛酷さの割には収入が多くないのでなりたがる人が少なくその影響で現役の審判がより大変になるという悪循環があるのかもしれませんが。それとも収入の少ない審判がカネをたくさんもらっている選手への嫌がらせをしてるのか?

 いやどう見ても、レベルが低いだけでしょう。。。

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