パーティに招待されなかった市職員が街を停電に
中国で、ホテルのオープニングパーティに招待されなかった市の職員が、腹いせにホテルと附近一帯を停電に陥れたらしい。
この職員だが「元に戻してほしいなら酒を飲め」と脅迫していたということである。
今から20年近く前、中国で化学品を販売していたのだが、当時の中国ということもあり、外人(つまりこのワタクシ)が来るとなると接待と称して宴会が開催される。実際には、外人がやってきたことを利用して、普段飲めない酒を飲んでいただけのような気がするが。
彼ら(つまり、このワタクシから見れば化学品を買ってくれる人々)は、「白酒を一杯飲んだら500キロの化学品を買ってやる」とか言って酒を強要するのである。アルコール度数が60度近い白酒を、最終的には化学品にして数十トン分(500キロ/一杯で換算)飲まされるのだが、本当に買ったためしはない。。。 最終的に宴会代までこちら側が負担しているという有様である。
その後、このワタクシの担当がソ連(ソ連がまだあった)に変わったのだが、ソ連では白酒がウォッカに変わっただけで、やっていることは何も変わらなかった。同じように、「一杯飲んだら数百キロ」という果されることのない約束とともにウォッカをあおっていたのであった。ちなみに、ウォッカは40度前後なので、中国で鍛え上げたこのワタクシの胃袋にとっては、たいした度数ではなかった。。。
、、、ということから判断する限り、間違いなくこの市職員は酒を強要しただけで電気を元に戻したとは思えない。。。
(引用)
パーティに招待されなかった市職員2名、怒ってホテルの電源カット | エキサイトニュース
[ 2006年08月05日 11時17分 ]
[北京 4日 ロイター] ホテルのオープニングパーティーに招待されなかったことに腹を立てた二人の市職員が、ホテルの電源をカットするという事件があった。
この2名は懲戒免職処分となったが、ホテルのマネージャーに対し「元に戻して欲しいなら、この酒を飲め」と脅迫したという。
このときホテルには二人の女性マネージャーが勤務しており、「白酒(非常に強いお酒)を一本飲むごとに、1時間だけ電気を戻してやる」と言われ、無理して飲んだあげくに泥酔してしまった。
脅迫した2名の市職員は湖南省にある電力会社の元社員だったそうだ。
ホテルだけでなく周辺地域も停電となったため、近隣住民たちもパニックに陥ったと北京タイムズ紙は報じている。
(引用終)