あおのり世相をぼやく

　このワタクシとしては、トラブルがあってもなくても乗らざるを得ないので、もう各社の善意と努力に期待するしかない。それに、昔中央アジアやアフリカで数十年選手であるメーカーも型式も知らずに故障しても外部には報告もされない飛行機に乗っていたことを思えば、ちゃんと故障やトラブルがニュースになっているだけ精神的には楽である。
　ところが、以下のニュース、これはちょっと心配である。
　機械である飛行機が故障するのは「仕方がない」と観念もできるが、人為的なミスは納得できない。
　確かに、搭乗券をもらったあとに交換して違う飛行機に乗るなんてことはあまり考えられないので、日本航空のチェックそのものが甘いものなのかもしれないが、何か悪意を持って違う便に乗り込んでいたとすれば大変なことである。全日空は交換したもう一人の方を見破っているだけに余計にお粗末な話である。

　それにしても４月１６日の話がどうして今頃出てくるのだ？

　なお個人的には、飛行機に乗るときに、これでもか、これでもかとパスポートや搭乗券のチェックがあるので、それだけで空港に行くのがいやになる。しかし、こういうニュースを聞くと腹立たしくなってくるから自分勝手なものである。。。

(引用)
日航、名簿にない男性の搭乗見逃す…旅券と照合せず
　日本航空が中国・青島空港で４月１６日、搭乗者名簿にない日本人男性（３２）を成田行きの便に乗せていたことがわかった。
　成田行き全日空便に搭乗予定だった男性が、日航便に乗る予定の日本人女性（３２）と搭乗券を交換して乗り込んだのを見逃していた。
　搭乗前に旅券と搭乗券の照合を怠ったのが原因という。テロ防止などのため、航空各社は日本行きの全便で旅券と搭乗券を照合することになっており、国土交通省は再発防止を指示した。
　男性は同行者が日航便に乗る予定だったため、同じ便で帰ろうと、女性と搭乗券を交換。全日空は、女性の旅券と搭乗券を照合し、別人だったため、搭乗を拒否していた。日航では「別の便が欠航し、対応に追われていた。今後は搭乗前の確認事項を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
（読売新聞） - 5月16日1時39分更新
(引用終)