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朝鮮日報を読んで我がふりを直す

 元阪神(オリックス)の塩谷が韓国で活躍しているらしい。

 それはそれで結構なことである。
 ナベキュウや立花が台湾に行って以来、事ある毎に世界中のプロ野球を視察に行くことを常としているこのワタクシとしては、塩谷の活躍ぶりも見に行きたいものである。

 、、、と、と、ところがである。
 以下の朝鮮日報の記事を見ていただきたい。(太字下線部分)
 塩谷が、日本マスコミの注目を浴びていることになっている。。。 いつ、どこで、だれが。。。

 ふと、我が国の報道の事を思い出した。
 シアトル・マリナーズ、、、ま~、大リーグにおいてはどうでも良いチームである。それが、連日連夜注目されている。シアトル・マリナーズが全米有数の人気チームではないかと勘違いしてしまうのである。「今年のマリナーズ弱いね」という会話をよく聞くが、マリナーズは球団創設以来いつも弱いのである。たまたま大魔神やイチローが行った直後だけ強かっただけの話である。
 昔阪神の不遇の時代に、アジアのスターテレビで阪神のホームゲームを連日中継していたが、香港人に「野球って点が少ない方が勝つのか?」と聞かれたことがある。野球のルールも知らない人からすると、どうして点の少ない方のチームの試合ばかり中継しているのか不思議で仕方がなかったであろう。
 日本人選手のいるマリナーズの試合を中継することは悪いことではない。問題は、それを見る方である。
 人間というもの、マスコミや偉い人の言うこと、ましてや、それが自分の知らない分野の事であればあるほど、無条件に信用してしまう動物である。常に批判的な眼で物事を見ていないと、たぶん今大部分の韓国人が「塩谷の大活躍が日本で注目されている」と思っているような事になってしまうのである。
 
 そして、ついでながら、イチロー(と、たぶん井口)以外の日本人メジャーリーガーは、本当の野球好きなアメリカ人にしか知られてないであろう。でも、日本のマスコミはそうは報道していないので、大部分の日本人は「松井はメジャーでもスゴイ」と思っているに違いない。あの平凡な成績で有名になるほどそんな甘い世界ではない。もちろん、ヤンキースという人気チームなので他の選手よりは名前は出るだろうが、たぶん、松井が読売にいたときの元木ぐらいの存在(つまり名前だけはでるという存在)でしかないであろう。東京ドームで何本ホームランを打っていたって、アテにはならんのである。(参照:「二岡の三本塁打に思う。。。」「二岡の三本塁打に思う(2)」) 塩谷にも松井にも、是非ともタイトルにカラムぐらいの活躍をしてもらって、名実ともに日・米・韓で有名になってもらいたいものである。


(引用)
【野球】「チームの柱」になったイ・スンヨプと塩谷
 「晴れのち曇り」

 日本プロ野球のセントラルリーグ首位の読売ジャイアンツと韓国プロ野球首位を走るSKワイバンズの状況には共通点がある。両チームはシーズン開幕後、8割以上の勝率を上げ、破竹の勢いでトップを走っていたが、最近になり快進撃にややブレーキがかかっている。
 なかでも、両チームの状況を左右している中心人物が、ともに韓日両国からの外国人選手であるという共通点に注目が集まる。イ・スンヨプは、巨人の4番打者として活躍し、日本野球に「韓流ブーム」を巻き起こしている。

塩谷和彦は韓国で活躍する日本人打者第1号という点から日本メディアの注目を集めている。

 「永遠のライバル」韓国と日本。日本プロ野球の象徴といえる読売ジャイアンツは、チームの4番打者に韓国出身のイ・スンヨプを据えた。SKもチーム打線の中核である3番打者に日本人選手の塩田を起用した。塩谷はホームラン共同2位(3本)、打点1位(16点)、安打1位(15本)、打率6位(3割4分1厘)で攻撃の全部門に渡って最上位クラスにつけている。イ・スンヨプも、セ・リーグで打率6位(3割4分4厘)、安打2位(24本)、ホームラン共同6位(4本)で、力を見せ付けている。韓日両国の外国人選手が、相手国のリーグでチームを引っ張っているという点が印象的だ。
 チームの最近の成績は、両選手の成績にリンクしているかのようだ。5連勝の勢いを見せていたSKの快進撃は、今月19日と20日の2試合で塩谷の爆発的な打撃が鳴りをひそめたとたん、ストップしてしまった。塩谷はSKが2連敗した19、20日の両試合で8打数1安打の不振に終わった。8連勝を続けた巨人も19日のスワローズ戦で、猛打を振るっていたイ・スンヨプの低迷で連勝がストップした。イ・スンヨプは当時2試合で8打数無安打という不振を記録した。試合のたびにすさまじい得点力を見せつけていた巨人打線も、イ・スンヨプが勢いを止めるのと同時に2得点(18日)、1得点(19日)という低得点に悩まされた。
『スポーツ朝鮮』

朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
(引用終)





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コメント (2)

私設秘書:

朝鮮日報も愛読しているとは驚きです。塩谷が韓国でプレーしているのを知った驚きを凌駕しました。。。

 やはり、常に世界の野球界を見ておかないといけないでしょう。
 いきなり、WBCだけを見てウンチクを語るような人間にはなりたくないので。。。

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