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歯には歯を、殺人には死刑を

 この前偶然お年寄りが話しているのを聞いた。

 「殺人犯人にはまず無条件で死刑を求刑して、その上でその時の状況とか色々なものを検討して、死刑から減刑していくってのはどうなんだ?」
「そもそもどんな状況であれ、人を殺した以上、そいつも殺されるというルールにしないと殺人はなくならない」
 これを聞いていて、思わず「そりゃそうだな」と思ってしまった。いつも「殺意の有無」であるとか「年齢」であるとか「精神状態」が論議の対象となるが、そんなものは「死刑」とした上で検討すれば良いのである。どうも現在の積上げ式(?)での「懲役15年を求刑」なんていうのは胡散臭いような気がする。裁判なんて弁護士の(相手側弁護士や裁判官との)交渉力で大体決まってしまうとは思うが、人を殺しておいて交渉もクソないと思うのだが。。。


(参考)
「精神状態と殺人」
「ホームレスのラジオ」
「ホームレスの家が流される」


(引用始)
<ホームレス殺傷>2被告に懲役15年を求刑 東京地裁 (毎日新聞 - 03月30日 14:40)
 東京都墨田区の公園で昨年6~7月、路上生活者の男性ら2人を殺傷したとして殺人と傷害の罪に問われた元都立高校生の吉田尚人被告(20)と、同級生だった当時19歳の元少年(20)に対し、検察側は30日、東京地裁(高麗邦彦裁判長)の公判で、いずれも懲役15年を求刑した。2人は殺意を否認しているが、検察側は論告で「殺意があったことは明らか。酌量の余地はない」と指摘した。
 起訴状などによると、2人は昨年7月13日未明、墨田区の公園で飲酒していた際に近隣住民とトラブルになり、憂さ晴らしをしたいと考え、公園内の橋の下で寝ていた香取正光さん(当時64歳)の頭を踏みつけるなどして殺した。6月20日夜には別の公園で男性会社員(当時47歳)を殴ったり踏みつけるなどし、頭蓋(ずがい)骨骨折などの傷害を負わせた。
(引用終)





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コメント (2)

アリババ:

この老人の会話はGOOD! 裁判官ももっと被害者の心情を察してもらいたいね。だいたい人を殺した後で「殺意はなかった」なんてナンセンスと思うね。殺そうと思わないと殺せないでしょう。

アリババさま
 まったくそのとおりだと思います。
 どうして裁判官は判例という過去の文章しか参考にせず、被害者の心情を察しないのでしょうか。。。

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