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裁判官の人間性

 昨日ボヤいた(参照:「検察の人間性」へ)95歳の父が重い障害を持つ56歳の三女を絞殺した話だが、今日判決が出た。

 判決は、「短絡的で軽率な犯行だが、同情すべき点がある」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)を言い渡すというものであった。
 なぜ懲役5年もの求刑が、執行猶予付きの判決になるのかよく分からない。検察の求刑は極めていい加減であるとしか言いようがない。
 いずれにしても、罪を重くすることしか考えていない検察に対して、裁判官はまともであった、ということが分かっただけでも、この国の将来を少々安心した。





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