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使わないハシゴ

 このワタクシは夕刻から、北区の友人宅を訪れていたのだが、盛り上がっているうちに、都心方面行きの最終の地下鉄を逃してしまった。

 南北線の赤羽岩淵駅に着いたときには、最終の駒込行きしかなかったので、仕方なくそれに乗った。
 駒込は豊島区だが、我が文京区とほとんど境界を接するところにあるので駒込からは歩いて帰ることにした。本郷通りを本郷に向かって進み、言問通りを経由して家はもうすぐそこであった。
 突然、遥かかなたから、消防車と救急車とパトカーのサイレンが聞こえてきた。
 耳をすませてサイレンの鳴っている方角を確認すると、我が家の位置する方向から聞こえてくる。
 我が家の方に向かって走っていくと、ちょうど救急車とパトカーが我が家の前の通りから一本奥の通りの方へ曲がっていくところであった。
 三種類の音が聞こえるところからすると、その前には消防車がいて三台仲良く走っているものと思われる。
 そして、すぐに音は止まった。
 おいおい、火事はすぐそこかい。。。
 汗だくであるものの、「小石川自衛団長」のこのワタクシは、最後の力を振り絞り現場にダッシュした。
 現場に着いてみると、消防車は消防車ではあるものの、真っ赤なバンで消火設備が付いているようには見えない(あとで東京消防庁のHPで確認すると、「救助先行車(指揮隊車)」というものらしい)。
 まずは、救急車に乗っていた救急隊が現場と思われるマンションに突入した。一階のようである。
 真っ赤なバンの消防隊員は、しきりに消防本部と思われるところと連絡を取っているものの、消火活動を始める気配はない。
 パトカーに乗ってきた警察官も手持ち無沙汰にしている。
 5分ほどして救急隊が出てきたが、あまり緊迫感がみられない。
 既に深夜の1時を回っているにもかかわらず、いつもの野次馬メンバーが集まってきた。
 一同、自衛団長のこのワタクシのところに集まってきて事情を聞くが、このワタクシもまったく事態を把握できない。
 しばらくすると、けたたましいサイレンを鳴らしてハシゴ車がやってきた。
 「おいおい現場は1階やろ、ハシゴ車はいらんぞ」と思ったが、野次馬の我々を蹴散らすかのように、そのハシゴ車は現場マンションの前に横付けされた。そして、ペンチとハンマーを持った消防隊員が飛び出してきた。
 
 しばらくその場にいたが、最終的に事態は分からなかった。推測ではあるが、ガス漏れがあって中毒患者が出ているものの、その部屋に入れず突入するためにドアを壊すための道具を持ってきたようである。
 しかし、こんなことでハシゴ車が出動したりするから、消防車や救急車がたりなくなるのではないか、と心底思ったのである。。。





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